令和6年春 永代経のご案内


今年の春の永代経は、4月15日午後2時からです。門徒様以外の方も、ご参加いただけます。

皆様お誘いあわせの上お越しください。

 参詣用の椅子もご用意しております。お気軽にお越し下さい。

静かな本堂でお経を聞き、日常の事を考えると

ふと新しい発見・出会いがあるかもしれません。

 


令和 5年 年忌表



令和5年長願寺寺報より



人生どう歩むか語り合いたい


 今さえ、自分さえ、金さえという言葉で表される時代ですが、その心によって起こる悲しい今日の状況があります。寂しい、苦しいという人々の心が見え隠れします。人間は自然に生かされ、

地域や友人、家族と共に生きています。その網の目の一つが私であり、それぞれに支えあい、

関わり合って生きています。自分だけか出突出することはできません。

 少子高齢社会になって家族の崩壊が起き、家族がバラバラになり孤独になりました。

そんな中で本当に生きるということはどういうことなのでしょうか。

お金があって便利で楽で快適な生活をすることが人生の目的のように思っていますが、

考え直さねばなりません。人生という旅は山あり谷あり。晴れたり降ったり、夏あり冬あり、

それぞれを味わって歩むものです。

 小平奈緒さんも言っていました。金メダルを取ったことより、これからの人生をどう生きるかが

大切なんだと。今何が大切で、幸せとは何なのか、人生という旅の途中でみなさんと

人生を語り合いたいと思います。     ー 塩尻市 藤井護 ー

 


令和4年の報恩講法話より


いつまでも生きていたい。いつまでも生きていたいと百歳まで生きても、その人は若死にである。いつ死んでもいいと今日一日を喜んで生きられる人は、いつ死んで寿命を全うした人である

                                                 藤原鉄乗

いつ死んでもよいと安心して死を引き受けていける命の真実が明らかになったとき、ただ今の

命が輝いてくるのです。この瞬間に喜びが生まれるのです。しかし、現在の日本は経済大国に

衣食住が豊かになったかわりに、安心して死んでいける命の真実が、みえなくなってしまい

長寿だけが幸せだと・・・

                                                 小川一乗

「どんなことがあっても、私はあなたを見捨てることはしません。かけがえのないこの命を

あなたらしく力の限り生きなさい」

                                                 阿弥陀の声

という声を聞き「そのお心を疑いなく信じ喜んで生きるものは必ず浄土に生まれる」

                                                 親鸞聖人

              本願を信じ念仏申さば仏になる

仏法にあわせていただき、大きな世界があることを知らせていただきました。

お念仏「南無阿弥陀仏」をいただいた故に生きることが出来、お念仏をいただいた故に

死んで行けます。

                                                 関 真和

  


最近 ふと思うこと